初めてカウンセリングや相談機関を利用するのは
とても勇気がいることです。
(緊張するよね…。ぼくもそうだよ。)
カウンセリングや相談機関への相談に限りませんが、
勇気を出して
相談したり助けを求めたりしたのに
手をさしのべてもらえなかったら
つらいしショックですよね。
相談したり助けを求めて
助けてもらえた経験があったら
次も同じやり方で助けてもらいやすくなります。
そのため、相談や助けを求めることのできる人は
引き続き助けを求めるハードルが低くなります。
逆に、勇気をだして相談したり助けを求めたりしたのに
相談にのってもらえなかったり助けてもらえなかったり
また、相手が力になれない場合でも
納得できる理由がなかったら
つらいし、次に助けを求めるのをためらうなど
助けを求めるハードルが上がってしまいます。
そこで今回は、カウンセリングや相談機関を
初めて利用するときに、抑えておきたい
3つのポイントをお伝えします。
実は心理士やカウンセラーも
初めての相談者に対してはやはり少し緊張しています。
(え?私だけ?w)
初めてだと、どんな方かな?
お力になりたいけど、なれるかな?と思うものです。
たとえば、初対面であっても
切羽詰まっていたり、苦しくてどうしようもなかったりして
助けを求めたい相手に対して
怒鳴ったり、逆上したりする場合があります。
特にカウンセリングや相談にくるかたは
つらい思いを抱えているので、それは仕方ないんです。
心理士やカウンセラーはそうせざるを得ない気持ちを
理解するよう努めていますし、訓練しています。
しかしながら、訓練で鍛えられている
心理士やカウンセラーであっても人間ですから、
怒鳴られるとつらいし、怖いんです。
そこは人と人との関係ですから当然なんです。
つらくて難しい場合もあるので
可能な範囲でカウンセラーも人間だということを
頭のすみに置いておいてくれたら
カウンセリングや相談がスムーズにいきやすくなります。
相談やカウンセリングに行くと
初めにいろいろ質問される場合が多いです。
なぜなら、それぞれの機関で初めにお会いした
利用者(相談者)に対してする質問が決められています。
その質問の回答は
これから行うカウンセリング等に必要だったり
機関としてどのようにしたら相談しやすいかなどの
運営にいかされたりします。
なので、答えられる範囲で答えてみてください。
もちろん、答えたくない場合は
「すみません。答えたくないのです。」等、伝えれば大丈夫です。
なぜ、そんなことを聞くのか
どうしても気になったら、質問してみてもいいですね。
「なぜ、その質問をするのか教えてもらえますか?」と。
大抵は「すみません、皆さんにお伺いしてるんです。」
「統計で必要なアンケートなので、お伺いしています。」
等の回答があると思います。
伝えたいことをうまく伝えるのって
案外、難しいです。
特にカウンセリングや相談機関は
カウンセリング時間が決まっていることがほとんどです。
なので、終わった後で
しまった!あれを言いたかったのに忘れてた
なんてことが起こります。
そのため、事前に伝えたいことを紙に書いてみましょう。
紙に書いていくうちに
伝えたいことがまとまりますし
相談するときに特に伝えたいことがみえてきます。
カウンセリング前や後にその紙を見返すこともできますね。
(にゃるほど。相談にいってみてもいいな。猫だから紙に書けないけどね。)
この3つのポイントを抑えれば、
相談しやすくなりますよ。